はいさい!
振付作り×フィットネスで、心と体を踊らせる!ダンスフィットネスインストラクターの比嘉邦彦です。
ダンス初心者からスタートし、あるプログラムの専属の振付師に。今は、沖縄を拠点に全国を飛び回って、ダンスと振付を作ることの楽しさを伝えています。
もっと深く知りたいという方は、こちらのプロフィールページから、ご覧ください♫
前回は、学校との接点づくりのために取り組んでいることについて書きました。
進展があり次第、ご報告いたしますね♫
さぁ、本日は、ダンスや振付制作のカリキュラムを通して、僕が最重要視していることについて考えを書いていきます。
僕は、現在、振付師として音楽を聞いて感じたことを形にして、自分の個性を表現することをお仕事としています。
WSやレッスンを通して、たくさんの人からお褒めの言葉をいただいたり、喜びの声をもらえて、とても充実した日を過ごしています。
でも、前にお話したように、以前の僕は全く逆の人間でした。
自分のやりたいことがわからず、第三者の考えを優先するあまり、自分のやりたいことができなくなる。
これは、学生時代からそうでした。
僕が、子どもたちにダンスや振付制作を通して得てほしいことは、
「自分らしさを表現する」
ということです。
表現するということ
「自分らしさを表現する」って、踊っている人にとっては、当たり前のことだと感じるかもしれません。
でも、中学校、高校時代って、自分らしさを表現するって恥ずかしいというか、カッコ悪いというか、周りを気にしてしまうことが多い。
どんどん心の内にしまって抑圧したり、周りの意見に流されていくと、どうなるか。
“自分の好きがわからない状態”
になってしまいます。
わからないから、
- 何となく良い成績を取ろうと頑張る
- 安定志向になる
- トレンドに流される
- 周り(両親、保護者、友達)の目を気にする
という状況になりがち。
その結果、将来、何がしたいか全くわからなくなる。
なんのために勉強するのか、意味が見いだせない。
僕はそうでした。
ダンスは、そんな心の膜をはがしてくれます。
自分の好きな音楽を聞くことで、感情って揺れますよね。
テンション高い音楽を聞いてモチベーションが上がる、
バラードを聴いて、悲しみを癒やす
ダンスを見ることで、
かっこいいと憧れたり、
可愛くなりたい、
という願望を引き起こしてくれる。
こんなに素晴らしいものはない。
僕は、ここにもう一つ加えたいものがある。
それは自分で振付制作を経験すること。
僕の中で、振付は、
表現したいこと(自分らしさ)を”動き”として、形にすること
だと定義づけています。
では、表現するってどういうこと?
何をしたらいいの?
と思いますよね。
最初にやるべきことは、自己理解だと考えています。
別の言い方をすると、自分の好きを再認識することです。
僕が読んだ本で、「自分の<ことば>をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術」というものがあります。
著者の細川英雄さんは、本の中で、理解と表現のプロセスを図解しています。
情報→認識・判断→他者への表現↔他者からの反応
そして、表現の循環をこう表している。
引用:「自分の<ことば>をつくる あなたにしか語れないことを表現する技術」
つまり、自分にとって好きなもの、関心があることから全ては始まる。
そこから、好きなことに関連する関心ごと、問題ごとについて考え、自分の価値観を言葉にして伝える。
それらを他者と考えを交換し合うことで、表現に磨きがかかると考えています。
僕は、この流れが振付制作、そして自己理解につながると思っています。
子どもたちは、自分が大好きな曲、アーティストが必ずいるはず。
その好きな楽曲に対して、
- なぜ好きなのか
- どんな気持ちになるのか
- 好きになったキッカケ
など、その音楽に対する自分の感情や想いを言葉にしてみる。
そうすると、自分のなりたい姿、浸りたい感情、欲望などが見えるようになります。
好きな音楽やダンスは、自分の理想の状態や、現在の感情などを代わりに表現してくれているもの。
その自己理解が進むと、
自分は〇〇のような気持ちになりたかったのか、
〇〇のようにカッコよくなりたい、
という1つの方向性がわかるようになります。
フリースタイルというものを知っていますか?
これは、知らない音楽に合わせて、即興でダンスするやつ。
実は、学校のダンス授業でも、取り組みの1つとして、即興で踊るというものがあるんです。
僕は、自己理解がすすまない限り、フリースタイルと言われても、どんな動きをして、何を表現したらいいか、わからないと思う。
ダンスのステップや動き方は、
あくまで ”手段” です。
形にするための核となる ”表現したい想い” が定まっていないと、苦しいばかり。
僕が作ろうとしている振付制作は、この自己理解がいちばん大事なところ。
好きな音楽をもとに、自分のことを知る。
友達に好きな音楽やダンスについて伝える。
友達の好きな音楽やダンスについて知る。
細川英雄さんが語られていたように、自分のことについて知り、それを他者に表現する。
そして、他者のことを知ることで、多様性を高めることができるのはではないだろうか。
僕の制作している振付創作カリキュラムでは、子どもたち自身の自己理解、他者理解を軸にスタートします。
「僕は、〇〇のような人になりたい」
「私は、将来〇〇の仕事をしてみたい」
ダンスや振付創作がこう考えられるキッカケになればいいな。
“自分軸” ができたら、高校進学、大学進学などでも、いくつかの道が見えてくるはず。
もし、活動しているインストラクターさんで、自分の個性を出すことで悩んでいる方がいたら試してみてほしい。
自分の好きについて、その時の感情や気持ちを深掘りしてみて。
ではでは、今日はこのへんで。












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