イチゴ狩りの男

はいさい!

振付作り×フィットネスで、心と体を踊らせる!ダンスフィットネスインストラクターの比嘉邦彦です。

ダンス初心者からスタートし、あるプログラムの専属の振付師に。今は、沖縄を拠点に全国を飛び回って、ダンスと振付を作ることの楽しさを伝えています。

もっと深く知りたいという方は、こちらのプロフィールページから、ご覧ください♫
http://z-life.boy.jp/%e3%83%80%e3%83%b3%e3%82%b9%e6%9c%aa%e7%b5%8c%e9%a8%93%ef%bc%86%e5%b9%b3%e5%87%a1%e7%94%b7%e5%ad%90%e3%81%8c0-1%e3%81%ae%e6%8c%af%e4%bb%98%e5%b8%ab%e3%81%ab%e3%80%82%e6%8c%af%e4%bb%98%e3%81%ab

僕は、ダンス未経験の状態からダンスフィットネスインストラクター
の世界に入り、振付師になることができ、自分の生きる価値を見つける
ことができました。


もともと、

自分の主張、
やりたいことが見つからず、
何かが起きたり、
誰かが引っ張ってくれる

のを待っていたタイプ。


でも、キッカケがあって行動をし始めると、いろんなチャンスが現れて、
1つつかむと、また1つ出てくる。


それを繰り返していくと、
さらにいろんな世界が広がっていく。

一瞬一瞬を大事にして、
自分の気持に素直になって
行動することが重要だと感じました。


最近、改めてそう思わせるできごとがあったので、
そのエピソードを交えてお伝えしたいと思います。


最近、ちょっと気が緩んでいるな〜と感じている人は必読です。


あれは、4月のある土曜日でした。
その日は完全なオフの日。

以前から彼女が行きたがっていたイチゴ狩りの行く日でもありました。

「イチゴ狩りなんて、いったいいつぶりだろう。。。」

と考えながら、イチゴ狩りができる南城市の農園へ。


場所が田舎なので、人がいる気配がなかったのですが。
いざ、農園の入り口に入ったら、たくさんの人、人、人。


こんなに人気あるんだと驚き。


受付を済ませると、
イチゴをたくさん食べようと気合の入りが、僕とは違う彼女。


農園には3つのテントがあり、
イチゴがなっている苗木がたくさん。

たくさんの種類のイチゴがあり、みんな話をしながら
楽しんで食べていました。


家族、
夫婦、
カップル、
障害施設の団体、
ムキムキの男性外国人、

約20人くらいはいたかな。

 

特に、マッチョな外国人の男性が1人イチゴを食べている姿は、
なんか可愛く見えました(笑)


僕たち二人も、さっそくイチゴ狩りの食べ放題をスタート。

「これ、んまっ」
「なんか、美味しそうなやつわかるようになった」

など、久々のイチゴ狩りを楽しんでいました。

いろんな種類のイチゴを堪能しようと、
反対側のエリアに移動したとき。


「え〜〜りりじゃないか?」

と1人の男性の声。


目線をパッと向けると、休憩用の椅子に座った
体格のいいお兄さんが彼女を見ていました。

「覚えてるか?」とさらに一言。


パッと彼女の方を振り向くと、
まったく見覚えのない顔。

その様子を察知したのか、男性は
「ほら、高校の時に同じ学校だった〇〇だよ」

と優しく解説。


なるほど。仲の良かった高校生の同級生か。
と思って彼女を見ると、

「ごめん、全然覚えてない(笑)」


と、まさかの一言。(笑)

彼女のいいところは、ストレートに言うところ。

思わず苦笑いしましたが、男性も笑ってくれました。

男性もいろいろと当時のことを説明、話をしてくれ、
「ほら、〇〇と仲良かったよ」
「〇〇のこと覚えてない?」

いろいろと解説してくれたおかげで、彼女も
「あぁ〜〜〜」

と待ちに待った安心の一言が出ました。

男性は
「事故で成人式もでれなかったからね。大変だった。」

僕は、何かあったんだろうなと思って彼女の方を見ると、

「???」


?が頭の上でたくさん出ていました。(笑)

男性は、それを察知してくれたのか、
事情を説明してくれたんです。

「昔、正面衝突の事故にあって、3年間ICUに入っていたんです。」

想像以上の話に、僕は一瞬、ゴクリとつばを飲み込みました。
彼は続けて、明るく


「事故の時に脳の一部がなくなってしまって、高次機能障害なんです。
昔の記憶は思い出せるんですけど、新しい記憶を残すことができなくて…」

 

この言葉に、僕と彼女は一瞬、顔が動揺しました。

さらに、
「正直、2人に出会ったことは明日になると忘れてしまいます。
だから、記念に写真を撮っていいですか?記憶に残したくて。」

僕たちは、
「もちろん!」
といい、3人で写真を撮りました。


男性は、
ありがとうと感謝してくれ、

「あっちにいるマッチョな外国人とも写真を撮りたいんですよね」

となんかワクワクしている感じ。
どうやら、たくましい腕を触りたいらしい(笑)

スマホの翻訳機で、「あなたの腕を触っていいですか?」
と訳された英文も用意している。

 

話しかける準備もできている。

「今日は会えてよかった。ありがとうね。」
と笑顔で挨拶してくれ、立ち上がり、
僕たちの前を通り過ぎました。

 

立ち去ったあと、僕たち2人はイチゴを食べつつ、
彼の身におきたこと、境遇、明るい性格、いろんな感情を
整理しながら話しました。


ちょうど、その時、福山雅治さんの「家族になろうよ」だったかな。

音楽が流れ、なんかちょっと感慨深い気持ちになり、
彼女の目からは涙が。


明日の記憶は残らない、

楽しかった思い出も、

記憶に残したいことも、


これは、僕の勝手な考えだけど、

彼は、今を楽しみ、後悔のないように行動している。
写真に残し、見ることで、

「こんなことがあったんだ」
と考えながら、笑ってると思う。

昨日の自分が何をしたか、
どんな気持ちで写真を撮ったのか。

だからこそ、いろんなことに積極的にチャレンジしたり、
行動するようにしている。


明日の自分に、今の自分を届けるために。


僕自身、今の生活が当たり前だと感じている時がある。

気づいたら何もしない日もある。
人だから、そんな日もある。


だけど、明日の自分に今の自分を届けようと思った時、
何か誇れる、自慢できることをしたかと疑問に思ってしまう。

何気ない日常でも、
自分がどのようになりたいのか、
どんな事を楽しみたいのか、
チャレンジしたいか、


自分の気持ちに素直になって、
何かアクションしてみる。


結果はどうであれ、
多分、その行動できたことは明日の自分に届けられる。


今の一瞬一瞬を生きる。

こんな事を語れるほど、僕自身は何もできていないけど、
イチゴ狩りの彼から感じることができたことでした。

あなたは、明日の自分に何を届けますか?


今日も一緒に行動していきましょ。

ではでは、今日はこのへんで。

 

 

P.S

彼は、僕たちの前を通り過ぎたあと、
ちゃんと外国人に話しかけてました。(笑)

スマホを見せ、腕を触り、一緒に写真を撮って。

有言実行。

 

話しかけられた外国人も、優しく、2人で笑い合っている。


そんな姿を見て、
僕と彼女も2人で笑いました。

彼のように、誰かに勇気と笑顔を与える人になりたい。

「俺たちもがんばろう」

と彼女と話をして、

残り20分の食べ放題の時間を一生懸命、
お腹いっぱいまで食べました。


考えさせてくれた彼と彼女に感謝。